外国人技能実習生の面接で聞く事は?

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前の記事では、技能実習生選抜試験の筆記試験について書かせていただきました。

うちの組合で取り組んでいる技能実習生採用試験

今回は、面接試験の際、うちの組合がどんな質問をしているかをご紹介していきたいと思います。
企業担当者は、候補者たちの経験、職種・作業に対する知識、人間性を知るために様々なご質問をされています。私達監理組合が候補者たちにする質問はたくさんありますが、主な質問は以下の通りです。

  1. 集団生活をした経験があるか。
  2. 過去の転職理由について
  3. 仕事で大きなミスをしたことがあるか。
  4. 料理を作れるか。
  5. 家族の同意を受けているか。
  6. 話をきちんと聞いているか。受け答えができているか。
  7. 日本で3年間実習していくら稼ぎたいか。

等です。

1.集団生活をした経験があるか。

集団生活の経験は、日本で実習する上で必要な経験です。日本の講習期間中、配属後は一部屋2名~4名での集団生活になり、一人だけの時間が少なくなります。中国では寮を完備している企業が多く、現場労働者の多くは2~6人部屋で生活をしています。技術学校、高校、就職してからも集団生活をしたことの無い人は、来日後心配です。

 

2.転職理由について

理由の多くは倒産や、遠方へ出稼ぎに出ている期間が長かったので、実家の近くで再就職をしたかった。前の会社は賃金が低かったので、今の会社に移った。(中には、「待遇は良かったけど、新婚旅行に行きたいから5年勤めた会社を辞めた」という人もいました…)

それから、以前在籍していた会社や在籍中の会社についてどう思うかを聞きます。ここで我々が知りたいのは「現状抱えている不満や不安などの“課題”を、日本で技能実習をすることによってどう解決したいか」であります。

最近は少なくなりましたが、いつまでもダラダラと職場のグチや不平不満を述べる人はNGですね。人間関係が問題となって辞めたというケースは洋の東西を問わずどこでもあること。多少不満を言っても、日本で実習をするなら「○○したい」「○○を実現したい」という視点から「前向きな良い態度」を見せてくれたら印象は変わりますね。

 

3.仕事で大きなミスをしたことがあるか。

ここで重要なのは「どんな失敗か」ではなく、それが起こったあとの「改善のプロセス」です。発生したミスや失敗に対し、どのように「原因分析」したのか、どのような「判断」や「考え」をしたのか。そしてどのような「行動」をとり、結果としてどのように「改善」されたのか。これらの回答から自分が学んだことは何かをはっきり言えるか…を確認します。

しかし、みなさん緊張しているので「ミスは今までしたことがない」というのが大半です。監理団体の面接官として彼らの緊張感をなくし、本音を聞き出すテクニックが必要になります。

 

4.料理を作れるか

実習生達の多くは自炊ができます。自炊ができないとカップ麺などのインスタント食品ばかりを購入し、体調不良や栄養不足につながります。また、自炊ができれば、食費も節約できます。

出来合いの惣菜ばかり食べていて手足に脂肪のかたまりができた実習生。カップ麺ばかり食べていて実習中に倒れた実習生。自炊能力は必須です。

今回は必須の質問事項を4点挙げさせていただきました。

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