介護とか家政婦とかで外国人が日本に入ってくるのはどうかなあ~

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外国人技能実習生の介護職種がほぼ確定していますが、受け入れの環境が整ったとは言い難いです。制度が始まる以前の問題として、介護を日本語がろくすっぽできない外国人にお願いするのはいかがなものでしょうか?

私自身外国人技能実習生を受入れている組合の人間ですが、外国人技能実習生制度は曲がりなりにも「ものつくり」の技術を移転することが建前になっています。形骸化して労働力の確保になっているケースが多く見られますが、直接的、間接的に送り出し国の技術に貢献している会社や職種だってあるのです。

しかし、介護についてはもはやサービス業

サービス業としての技術があることは重々承知しておりますが、「人不足=外国人で補えばいい」という考えが官民に固まっているような気がします。

「人が足らないから外国から呼んでこよう!」

これって思考停止状態じゃあないですか?

  • 日本人がどうして働きたがらないのか。
  • この職種または職場でどうして日本人が定着しないのか?
  • どうして賃金が少ないのか?
  • 日本人が働きやすい環境を整えないのか?
  • 法整備を行わないのか?

これらを一切せずにいきなり外国人を呼ぼうという流れが定着してきています。

 

いいんですか?このままで?

私は建築関係の企業を担当しています。どの企業も若い人間が入ってこない。職員募集の広告を出しても入ってこない。中国人技能実習生を受入れたけれど、次第に失踪や中途帰国が増えてきてベトナム人技能実習生に切り替えた。

その後も続く失踪。

最低賃金では居着いてくれないから、最低賃金に100円/h増しした。それでも逃げてしまう…。
「低賃金労働」という外国人技能実習生ですらこの状態なのです。最近ではカンボジアやスリランカから建築技能実習生を受け入れる動きがあるようですが…これとて時間の問題だと思います。

実習生が定着しないから、より貧しい国の人間を雇い入れる。これでは根本的な解決になっていません。私が担当している建築企業だけがこのような状態ではないはずです。

日本の建築業を支えているのは小企業、零細企業なんですよね。孫請け以下の。

外国人技能実習生制度を批判するメディアはたくさんありますが、移民の受入れに諸手を挙げて賛成する首長、外国人の労働力を補おうとする政府や大手民間企業に対してもっと議論を深めるべきだと思うんですよね。メディアも外国人技能実習生以外の外国人労働者を受入れることにもっとメスを入れてほしい。

外国人の家政婦も入ってきた

パソナなどの数社限定でフィリピンからのメイドさんを受け入れる。介護や家政婦業などまで受入れてしまうとなし崩し的にドンドン職種が拡大されそうです。

http://blogos.com/article/216690/

サービス業は反対ですね。トラブルが耐えなさそうです。職種を拡大するとしたらもっと物作り的なものにすればいいのに。

確かに現状の制度で外国人技能実習生や受入企業に問題があるのはわかります。賃金未払い、殺人的な残業時間。でも、これってほんの一部なんですよ。ほんの一部の悪徳組合、悪徳企業のお陰で法改正が行われています。メディアや国民の怒りが向かう矛先だというのはよくわかります。

しかし、もっと根本的なことにも目を向けてほしいんですよね。
介護職種を解禁にしたら新たな火種が生まれるに決まっています。労働力を確保できたら今度は安く使おうとする企業も出てくるでしょう。

労働力不足⇒外国人で補充。

外国人で補充に至るまでの議論が全くなされていないんだよな~…。
私のような組合の人間は飯の種になる新職種設立に関して、もっと積極的にならなきゃいけないんでしょうけど…介護職種は反対ですね。

 


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