住民税、所得税、社会保険を払いたくないなら帰国しか無いでしょ

 

先日、任期前ですが、ベトナム人技能実習生に母国へお引き取り頂きました。原因は、住民税、所得税、社会保険料に納得がいかないからです。うちの組合はポンコツですが、少なくとも私は採用時にどのような税金、費用が引かれるのかを説明しています。引かれるだけでなく、賃金が上がれば税金や費用が上がる。変動月についても説明しています。

ところが、うちの上司はポンコツです。このような説明を全くしていません。厚生年金と社会保険については引かれるよと、言っているだけです。その為、控除額に変動があるとすぐに食ってかかってきます。

「中国人実習生は所得税免税なのに、どうして俺たちは支払わなければならないんだっ!」

う~ん…お国同士の取り決めですからねえ。
それから、住民税についても質問が。これは昨年の扶養家族の数によって控除額が異なってきます。もちろん、収入額ー控除額によって税金の額が違ってきます。昨年から法律が厳しくなり、年末調整書類に外国に居住している家族を書きまくれば問答無用で控除される仕組みがなくなりました。

家族であることを証明するために、送金の控えと受取人と送金人との家族関係を示す書類の提示が求められました。住民税なので、自治体に寄って判断が異なるので、一概には言えませんが、実習生Aさんの扶養家族が3人いたとして、受取人が母親ですと母親だけが扶養家族と認められ、父や他の肉親は該当しないようです。

仮に1年で3回送金したとして、全て母親向けにするのではなく、奥さんや父親とまんべんなく送ると良いようです。

こんな説明をしても一切怒りは収まらず。

「日本に住むのであれば住民税を払うしか無い。これは義務である」

なんて言っても聞かず…しまいには…

「それならベトナムに帰る!」

来日2年。残り1年任期があります。思いとどまるように説得しましたが、その日は帰るの一点張り。企業さんに相談したら、「こいつは仕事にやる気もなさそうだし、評判も悪いので帰国してもらっても構わない」との返答をいただきました。すぐに日程を決めて飛行機のチケットを予約。発券。

で、当日宿舎に向かうと、

「俺…やっぱり帰らない!」

はあ???

もう雇用契約も破棄されたし、給与計算も終了しています。退職手続きは全て終わらせた後に言われてもねえ。それでも最後のあがきを辞めずにひたすら食い下がってきました。ベトナム人通訳と一緒に説得と言うか、無理矢理帰国させる算段を整えて、車にぶち込んで空港へ。

いや~暴れましたよ。逃げるかと思いましたけど、パスポートと在留カードは事前に預かっていたので最後は言うことを聞きました。

家の借金が、家族をもっと楽させてあげたい~!と、泣きついて来ましたが、その話を4日前にしたのは私でしょうがっ!家族はどーするんだ?3年間しっかり稼いで帰るんじゃないのか?もっとよく考えなさい!と。

後味が悪いですよね。中途帰国って。。。


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