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悪徳企業討伐シリーズ。
今回入国管理局から文書でこの悪徳企業に関する「提出書類依頼書」が飛んでまいりました。
この案件を見た時、肝を冷やしてしまいました。実は、この案件は上司に内緒で入管へ報告いたしました。

上司と言っても派遣機関からキックバックをもらっている可能性が非常に強い輩なので、こいつがどうのこうのと言う資格はないものの、腐っても上司。私を処分することなど容易いことでしょう。その気になればの話ですが。

黙ってやるのは組織的にいかがなものかと思う方もいるでしょうね。
でも、それだけうちの組合は腐っているんです。真面目に仕事をする、きちんと監理する。正論を言うと組合内から圧力がかかる。企業に厳しい態度を取ろうとすると、必ず横槍がはいる。

だから、他の職員は不正行為に目をつむり、組合内でも報告しない。当然企業にも注意しない。逃げに逃げ、隠しに隠し、黙っていればバレない。逃げたもの勝ちという価値観です。

だから、私は自分の判断で入管へ報告しました。

不正行為を働いた企業に、入管から依頼された資料の提出を依頼しました。
ブチギレられましたけどね。

「不意打ちみたいなことしていいんかい!?」
「あんたから注意はされていたけど、報告する必要はないじゃないか!」

客の言う事ならなんでも聞けという主張です。
客の言い分も大事なことは承知していますが、この制度を運用していくにあたっては、制度のルール、労基法、入管法を守らなければなりません。

改善しないのであれば報告する。

しかし、これでは不味いのです。改善しないのであればではなく、不正行為を発見次第報告するのが我々監理団体の義務なのです。

書類を作らせている最中です。〆切に間に合うか心配です。

おそらく、このまま行けば…我が組合も何らかのペナルティを受けるでしょう。受けた場合は私の首が飛ぶかもしれません。それも覚悟の上で入管へ報告しました。

こちらから不正行為を報告したことで多少は組合への処分が軽くなる可能性も無きにしもあらずですが…。期待してはいけません。

でも…こんな道半ばで首になりたくはありません。この制度がもっと健全になるために、不正を暴き出し、世の中に知らしめることが大切なのかなと思っています。

「制度を厳格化させよ!」

と、いわゆる有識者。暖衣飽食した実際の現場を知らない有識者、コメンテーターがネットや地上波で批判していますが、どれも声に「生(なま)」がなく、机上の空論にしか聞こえません。厳格化させていくためには、犠牲が必要です。多くの悪徳企業、悪徳組合をあぶり出し処分していくこと。これに尽きると言えるでしょう。