ちょこちょこ賃金をちょろまかす鉄筋曲げドカチン企業

 

割増賃金をちょろまかす企業が二つほどありました。
いや、ありますと言った方が間違いないか…。間違えたと言って修正してくれれば良いのですが、頑として支払わない。

「うちの計算方法はマイルールがあるんだからw」
マイルールは関係ないっ!法律どおりに、社内規定(法律に則った)通りにきっちりと計算しなきゃ意味ないだろうがっ!

 

日曜日に出社しても割増賃金を支払っていない企業

「日曜日に仕事した。でも、残業代ない!友だち(ベトナム人)に聞いたら休みの日に働くと多くもらえる!」ベトナム人実習生

早速企業の経理担当に連絡しましたが、

「私ではわかりかねますので、社長に聞いてください」

ワンマン経営者にありがちな流れ。経理専門の人間が責任を取りたくない、社長から怒られるのが怖いからと言って、簡単に仕事を投げ出すパターン。社畜根性丸出し。

どうせ経理担当に言っても話が進まないでしょうし、社長に言うしかありません。
経理が給与のことを指摘しても、逆に社長に叱られてしばかれるのでしょうね。
週休一日(日曜が休み)、社内規定にも日曜日を休日としていると書いてあるのに、支払わない。社長の言い分は、

「こいつ(ベトナム人実習生)は1月前に風邪で1日休んだんだよ。その分日曜日働いたんだから割増なんていらねーだろ」

しかし、当時は有給をキチンと取ったわけですし。有給処理終わってんだろ?

「はあ?じゃあ、その有給を欠勤にすりゃあいいだろ。有給も減っていない。こっちも割増を払わなくて済む。君がよく言うwin-winの関係じゃないか」

はあ…。

ため息しか出ません。
私からも説得しましたが、JITCOや労基にもこの事例を説明し、これはあかんということを文書にして指導しました。

休日手当が支給されないパターンもあるにはあるのですが…

  1. 基本給の中に休日出勤手当が含まれている場合
  2. 労基法上の「管理監督者」に該当する場合
  3. 振替休日の適用対象となる場合

この3つのどれにも実習生は該当していませんでした。
3.に関しては「火曜日休みにしてやるから日曜日に働け」と事前に会社から目入れされた場合、休日を移動したということで日曜日に働いても割増が発生しません。ただ、これって振替休日を行うには社内規則に明記されていないといけません。このブラック企業においてはこんな文言は見当たりませんでした。
で、文句を言われながらもこの時の割増賃金は支払ってもらいましたが…。

この後も、同じことをやってちょろまかすんですよ。その度に監査の時に指摘しています。直してくれることもあれば、直してくれないこともある。

今でも注意ばかりしています。
常習なので入管にこっそり報告してやろうかと思います。