最賃+アルファで建築実習生を雇わないと駄目だよっ!

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前回行われたJITCOの交流大会。
技能実習生たちが書いた作文の発表会メインで、その後に参加者(組合、企業、実習生ら)たちの立食パーティーが行われました。

私はやや人見知りの性格なので、自分から進んで話しかけるには相当勇気が入ります。他の組合の方とお話して情報を仕入れたいなあと思っていました。そこへ折よくベトナム派遣機関の駐在員がいたので、彼をツテに2人の組合の方と知り合いました。

以前は機械系等の手堅い職種が多かったらしいのですが、監理が甘いことと組合よりも財団、社団といった団体と付き合い始めた受入企業が多くあったそうです。

気持ちはわからなくもない…。
なんたら組合よりも、公益財団法人、社団法人とかの方がどっしりした感じがするし、入管や役所と強いコネクションがありそうな感じしますものね。で、残ったのは建築系の企業ばかり。

ベトナム人技能実習生が失踪しまくっています

 

他組合の方よりご指導を賜る!

これでは建築系の企業にも愛想をつかされてしまう!と、一念発起して受入企業への監理と実習生賃金体系を見直したそうです。建築系の企業の監理について色々とアドバイスをいただきました。

 

受け入れ企業に飲んでもらう要求
  • 最低賃金で雇用してはならない。
  • 地方に関係なく建築の仕事内容はきついのだから、時給単価にして900~1000円に設定する。できれば日給制にしてもらう。
  • 移動時間も労働時間に含める。
  • タコ部屋のような宿舎に住まわせない。
監理団体としての努力

詳細な労働条件を募集時に伝える。

  • 紙面の労働条件通知書だけでなく、詳細な仕事内容を写真を交えて紹介する。実習生の受け入れ実績、直近の実習生の月収を公開。
  • 選抜試験時に、実技・筆記試験を行う。
  • どんな現場で、どんな事故が起こりやすいのかをパワーポイントを使って説明。
  • 宿舎の様子なども紹介する。

 

派遣機関の努力

日本語教育を徹底する。
派遣機関としての努力は良い人柄の実習生、経験者を選抜。
家族関係に関する調査などを徹底する。※当たり前のことですね。

上記の努力により、ほぼベトナム人実習生の失踪は抑えられたようです。
やはり賃金って肝ですよね。中国人が駄目だからベトナム人を雇用という流れですが、賃金体系を改めない限り、いくら実習生の出身国を変えても問題は撲滅できません。

外国人技能実習生を蔑む、虐める会社の特徴

 

変えなきゃいけないのは実習生の出身国ではなく、受入企業と監理団体

どんな待遇で実習生を雇うかは企業次第です。
しかし、企業努力だけでなく良い企業、悪い企業を選別して実習生を受け入れていくのは監理団体の役目です。

監理団体が実習生事業を行っていくマインドとして、

  • とにかく実習生を企業に押し込めばいい
  • 最賃でもいいから使ってほしい。
  • 逃げても補充すれば良い。

この考えで受け入れを行っていくとひどい目に合うのは時間の問題です。
法律も厳しくなる、社会の外国人技能実習生制度に対する視線も厳しくなっています。

うちの組合も学ばなければ駄目だなあ。
今度勇気を出して、受け入れの要望があったら賃金の交渉をしてみよう。じゃなきゃ失踪はなくなりません。組合の幹部連中に怒られるのを覚悟でやってみます。


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